NISA口座でじぶん年金を作って、将来に備えた資産運用を

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前回の続きになります

資産形成をするなら、米国株の投資信託が良いですよ、という話をしました
世界中で儲けまくっているのがアメリカの上位の会社たちで、

たとえアメリカ経済が不安になっても、しっかりと国外で利益を出しているので、
ちゃんとリスクヘッジにもなってますよ、という話でした

では実際に米国株投資信託を買って、資産運用をしているわたしの方法を書いていこうと思います

目次

非課税は最大のメリット! NISA口座で積み立てしましょう

わたしは、お給料の余った金額の大半を投資に回しています
そしてやってることは、毎月決まった額を積み立てて、ほったらかし投資です

ほったらかし投資に必要なのは、

  • 元本
  • 時間
  • 積み立て
  • そして待つ

この4つは特に重要だと思っています
これから何回も話題にする事になるはずです

今はNISAという素晴らしいシステムを国が提供してくれているので、絶対活用しましょう!
一般NISAと積立NISAの2種類がありますが、わたしのおすすめは積立NISAです

どちらか一つしか選べません

わたしも以前は一般NISAを使っていましたが、数年前から積立NISAに移行しました
主な違いを簡単に説明します

一般NISA
積立NISA
  • 株式、投資信託、ETFと購入できるものが多い
  • 年間で購入できる枠は120万円まで
  • 非課税になるのは最長5年間
  • 金融庁に認可された投資信託、ETF
  • 年間で購入できる枠は40万円まで
  • 非課税になるのは最長20年間

ざっくりと説明すると、こんな感じです
積立NISAの方にある、金融庁の認可ってどういうことかというと、

  • 取引手数料が安い
  • 信託期間が20年以上
  • 高リスクなものはダメ
  • 毎月分配型もダメ

とか、そんな感じです

でも、比較表をみて単純に思うのは、

一般NISAは積立NISAの上位互換じゃないの?

そう思いますよね
応援したい会社の個別株だって買えるし、120万円まで投資できるのは大きい

ここで先ほど書いたほったらかし投資に必要な4要素を思い出してください

元本、時間、積み立て、そして待つ、です

元本、積み立てに関してはいつ始めるかだけの話なので、
どちらにしても構わないですよね

ただ積み立てにとって、とても必要な要素として待つために必要な「時間」があります
一般NISAの5年は、かなり物足りないと言わざるをえません

長期投資こそ、積み立てのうまみが最大に出てくる!

どんなに短くても15年、できれば20年~30年は見ておかないといけません
次のグラフを見てください

毎月1万円、年率10%の積み立て結果

これは毎月1万円ずつ積み立てて、年率10%の福利で長期運用した場合の、元本と累計のグラフです

積み立てていくことによって、元本に福利効果が加わって、
少しずつ累計資産が積みあがっていくことがわかると思います

しかし最初のうちは、元本と累計資産に大した差が出ていません
年率10%の福利といっても、すぐには効果が出てこないのです

それが14年ほど経つと、累計資産が元本の倍を超えてきます
資産が倍! 夢のある響きですよね

その後はぐんぐん差がついていき、
20年で3倍、25年で4.1倍、30年で5.7倍へと成長していきます

この30年後の資産は、元本360万円に対して累計2062万円です
毎月たった1万円の積み立てがですよ?

金融庁が試算した老後2000万円問題
これが、30年間という時間を味方につければ、誰でも簡単に達成可能なんです

これが、積み立て投資に必要な要素、
時間待つ、です

正直なことを言いますが、「待つ」を選択できる若い人がうらやましいです

わたしはあと数年もすれば50歳の大台を迎えてしまいますので、
この知識を持っていたとしても、時間をふんだんに使った投資というものができません

まだあと30年以上生きると考えれば、確かに実現可能な時間はありますが、
健康で働ける時間には限りがあります

それに、できることならもうそろそろサラリーマンは引退したいです(^^)

一般NISAだと、福利効果による長期投資には不向き

年率10%平均の上昇を続けたとして、
積み立て資産が元本の倍になるのが14年後としましょう

そう考えるとやはり、15年~30年という長期スパン
投資は考えるべきだと思います

一般NISAは買えるものも多く、魅力的なのですが、
やはり時間を味方につけたい、長期積み立て方式には向いていないと考えます

5年以内に一度は清算しないといけない

それを繰り返しロールオーバーで買い替えたとしても、
年間120万円では、5年分積み上げても600万円

そこからあぶれた分に関しては特定口座なりで買いなおさないといけなくなります
利益に対しては20%の税金が掛かりますので、福利効果は激減してしまいます

なので長期の資産形成を考えているのならば、積立NISAを選択しておけば
間違いないのではないかと思います

さらに言えば、なるべく途中での分配がない投資信託を選びましょう
分配があると、配当金にするか改めて自動的に買いなおすか、の2択となります

せっかく福利で増やしたいのに、わざわざ切り崩す必要がないので
そのまま増やし続ける投資信託を選ぶべきです

改めて買いなおしてくれれば良いんじゃない?

と思うかもしれませんが、そちらもダメです

その買いなおしによって、積み立て枠の40万円を削っていってしまうんです
そうなると、われわれの人生設計が狂ってしまいます

次回につづきます

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